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草壁シトヒ
くさかべしとひ
普通の会社員でブログ歴は10年以上。

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2台目のSwitchは同じアカウントで使える?同時プレイの設定と制限

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Nintendo Switchや最新のSwitch 2を複数台持つ際、最も気になるのが「1つのアカウントでソフトを共有できるのか」という点ではないでしょうか。

私が実際に2台運用をして検証した結果、結論から言うと「使えます」が、2025年のシステムアップデートにより仕組みが劇的に変化しました。以前のような「いつもあそぶ本体」の設定だけでは説明がつかない、新しい「バーチャルゲームカード」という概念を理解する必要があります。

この記事では、最新仕様に基づいた2台目運用の正解と、やってはいけないNG行動を徹底解説します。

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2025年最新|2台目運用のルールが激変しました

システムバージョン20.0.0の配信により、デジタルソフトの管理方法が根本から覆されました。これまでの「アカウントごとの権利」から、「バーチャルゲームカード(VGC)」という、あたかも物理ソフトのような扱いへと変更されています。

この変更を知らずに古い情報のまま設定を進めると、出先でゲームが起動できないという事態に陥りかねません。新システムの基本を、初心者の方にもわかるように噛み砕いて解説します。

「バーチャルゲームカード」という新しい概念

これからのデジタル版ソフトは、「目に見えないカセット」が本体に刺さっているとイメージしてください。物理的なカセットが世界に1つしかないのと同じく、デジタル版データも同時に存在できるのは1台の本体だけというルールです。

これまではクラウド上の権利にアクセスしていましたが、今は「VGC(バーチャルゲームカード)」を本体にセット(ロード)する操作が必要になります。Aの本体で遊ぶためにはVGCをセットし、Bの本体で遊びたくなったら、AからVGCを取り出してBにセットし直すという手順です。

インターネット環境があれば、この「抜き差し」はメニュー画面上で一瞬で行えます。しかし、ネットがない環境ではVGCの移動ができないため、事前の準備が必須となりました。

旧来の「同時プレイ」裏技は完全に消滅

かつて多くのユーザーが利用していた「機内モードを使った同時プレイ」は、現在利用できません。同一アカウントで購入した同じソフトを、2台のSwitchで同時に起動しようとすると、厳しい制限がかかります。

サーバー側で厳格なチェックが行われており、たとえオフラインであってもVGCの重複利用は検知される仕組みへ進化しました。「親子で1本のソフトを買って、同時に遊ぶ」という使い方は、同一アカウントでは事実上不可能です。

今後は後述する「ファミリー貸し出し機能」や、アカウントの使い分けが唯一の解決策となります。システムの穴を突くのではなく、正規の機能を使って快適な環境を整えましょう。

シチュエーション別|2台同時運用の最適解

利用シーンによって、設定すべき内容や運用方法は異なります。「一人で使い分ける場合」と「家族で共有する場合」では、全く異なるアプローチが必要です。

私が実践している、最もトラブルが少なく快適な設定パターンを紹介します。ご自身の利用状況に合わせて、最適なプランを選んでください。

パターンA|一人で2台を使い分ける場合

自宅では高性能なSwitch 2、外出先ではSwitch Liteといった使い分けをするケースです。この場合、メイン機とサブ機でVGCの配置を固定化するのが最も効率的といえます。

自宅のメイン機は「オンラインライセンス」で遊ぶ

自宅にあるSwitchは常にWi-Fiに繋がっているはずです。そのため、VGCを本体にセットせず、「オンラインライセンス」という機能を使って認証させます。

この機能を使えば、VGCがセットされていなくても、ネット認証だけでゲームが起動できます。これなら、VGC自体をフリーの状態にしておけるため、もう一台の本体へ移動させる手間が省けるわけです。

外出用のサブ機に「VGC」をセットしておく

持ち出し用のSwitchには、あらかじめVGCをセット(ロード)しておきます。VGCがセットされている本体は、インターネット接続がなくても無制限に遊ぶことができます。

電車の中やキャンプ場など、通信環境が不安定な場所でもストレスなくプレイできます。自宅機はオンライン認証、携帯機はVGCによるオフライン認証、この組み合わせが最強の布陣です。

パターンB|家族でソフトを共有する場合

兄弟や親子で、別々の本体を使って同じソフトを遊びたいというケースです。アカウントの共有は同時プレイ制限に引っかかるため、「貸し出し機能(レンディング)」を活用します。

新機能「ファミリー貸し出し」を活用する

同じ「ファミリーグループ」に入っているメンバーであれば、VGCを14日間だけ貸し出すことができます。貸し出しの手続きをすると、貸した側の本体からはプレイ権限がなくなり、借りた側の本体で遊べるようになります。

これは物理的なカセットを貸し借りするのと全く同じ感覚です。自分のアカウントでセーブデータを作れるため、プライバシーも守られますし、オンライン対戦も個別に楽しめます。

貸し出しの際の注意点と「14日ルール」

貸し出し機能を使うには、最初の一回だけ本体同士を近づけてローカル通信をする必要があります。遠く離れた友人にネット越しで貸すことはできません。

貸し出し期間は14日間と決まっており、期限が切れると自動的に持ち主へ権利が戻ります。継続して遊びたい場合は、再度貸し出しの手続きを行ってください。

新システムのメリット・デメリット

今回の仕様変更は、便利になった点と不便になった点がはっきりしています。ベテランユーザーの視点から、このシステムの良し悪しを包み隠さず評価します。

2台目を購入する前に、この両面をしっかり理解しておくことが重要です。知らずに買うと「思った使い方ができない」と後悔することになります。

メリット|権利関係がクリアで安全

最大のメリットは、デジタル資産の管理が物理カセットのように直感的になったことです。「今どこにソフトがあるか」が視覚的にわかるため、管理ミスが減ります。

正規の「貸し出し機能」が実装されたことで、家族間での共有が公式にサポートされました。後ろめたい裏技を使う必要がなくなり、堂々とソフトの貸し借りができます。

クラウドセーブとの連携もスムーズで、本体を乗り換えてもデータが消える心配がほぼありません。システム全体としての安定感は、以前よりも格段に向上しています。

デメリット|3台以上の運用は困難

一方で、3台以上の本体を持つヘビーユーザーには厳しい仕様となりました。VGCを即座に移動できるペアリング(連携)台数は、最大2台までと制限されています。

3台目の本体で遊ぶには、既存のペアリングを一度解除しなければなりません。その際、解除される本体にVGCが残っていると、ロックがかかり一時的にアクセス不能になる「詰み」のリスクがあります。

頻繁に本体を変えて遊ぶスタイルの方にとっては、管理の手間が大幅に増えました。2台持ちまでは快適ですが、それ以上の増設は慎重に検討すべきです。

注意が必要な特殊タイトルとハードウェア

ほとんどのソフトはクラウド経由で簡単に同期できますが、一部例外が存在します。特に人気の『あつまれ どうぶつの森』などは、特殊な手順を踏まないといけません。

また、Switch 2での物理カセットの扱いも、従来とは少し異なります。これから本体を追加購入する方がハマりやすい落とし穴を解説します。

『あつまれ どうぶつの森』のデータ移行

このソフトだけは、セーブデータがユーザーごとではなく「本体(島)」ごとに保存されています。そのため、通常のクラウドセーブ機能ではデータを移すことができません。

島ごと引っ越しをする場合

これまで遊んでいた島を、まるごと新しいSwitchに移動させる機能です。専用の「引越し用ソフト」を両方の本体にダウンロードして実行します。

データは移動(ムーブ)となるため、元の本体からは島がなくなります。機種変更の際はこれを使いますが、2台を行き来して遊ぶ用途には向きません。

プレイヤーだけが引っ越す場合

島は元の本体に残し、自分(住民)だけが新しい本体へ移動して新しい生活を始めるパターンです。ただし「島民代表」だけはこの機能を使えません。

家族で遊んでいて、子供が自分専用のSwitchを買ってもらった時などに有効な手段です。家具や服などの持ち物は引き継げますが、島の地形などは引き継げない点に注意しましょう。

Switch 2における物理カセットの仕様

Switch 2は初代Switchのソフトも遊べますが、一部の新作物理ソフトは「ゲームキーカード」という形式に変わっています。これはカード自体にデータが入っておらず、ダウンロードの鍵として機能するものです。

従来の「カセットをさせばすぐ遊べる」という常識が通用しない場合があります。2台目で遊ぶ際も、大容量のダウンロード時間がかかることを覚悟しておきましょう。

まとめ|2台目運用は「使い分け」がカギ

2台目のSwitchを同じアカウントで使うことは、十分に実用的です。しかし、以前のように「なんとなく」で運用できる時代は終わりました。

システムVer 20.0.0以降の環境では、以下のポイントを押さえておくことが大切です。

  • 自宅機は「オンラインライセンス」、携帯機は「VGCセット」で運用する
  • 同時プレイの裏技は使わず、正規の「貸し出し機能」を使う
  • 3台以上のペアリングは管理が複雑になるため避ける

デジタル版の利便性と、物理版のような管理の楽しさを両立させたのが今のシステムです。この仕組みさえ理解してしまえば、2台のSwitchを最高に便利に使いこなすことができます。

あなたのゲームライフが、この知識でもっと豊かになることを願っています。

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