DMM TVは月額550円(税込)という低価格で、19万本以上のアニメやエンタメ作品が見放題になる人気の動画配信サービスです。この価格で、家族みんなで利用できる「同時視聴」が充実しているのか気になりますよね。
私がDMM TVを詳しく調べた結論は、「家族利用に最適」だということです。DMM TVは、追加料金なしで最大4台のデバイスで同時に視聴できます。
この記事では、DMM TVの同時視聴を家族で最大限に活用する方法と、知っておかないと損をする重要な注意点のすべてを解説します。
DMM TV同時視聴の基本ルール|月額550円で最大4台!
DMM TVの同時視聴における最大の魅力は、その圧倒的なコストパフォーマンスにあります。月額550円の基本料金だけで、最大4台までの同時視聴に対応しています。
これは、例えば家族4人がそれぞれ別の部屋で、自分のスマートフォンやタブレットを使って、異なるアニメや映画を同時に楽しめることを意味します。この機能を活用すれば、チャンネルの取り合いになることもありません。
圧倒的なコストパフォーマンス
DMM TVの「1台あたりの料金」は、他の主要な動画配信サービスと比較しても群を抜いています。月額550円で4台使えるため、1台あたりに換算すると約138円です。
家族で利用することを前提とした場合、これほど低コストで運用できるサービスは他にありません。
追加料金は一切不要
同時視聴のために上位プランへ変更したり、オプション料金を支払ったりする必要は一切ありません。DMMプレミアムの基本料金(月額550円)に含まれる標準機能として、4台までの同時視聴が提供されます。
この手軽さが、DMM TVが多くの家庭に選ばれる大きな理由です。
家族での利用に必須!「プロフィール機能」の完全ガイド
DMM TVで4台の同時視聴を実現するための鍵となるのが「プロフィール機能」です。この機能を理解することが、快適な視聴環境を整える第一歩となります。
DMM TVでは、1つの契約アカウントにつき、メインプロフィール1つと、追加プロフィールを3つまで、合計4つのプロフィールを作成できます。この4つのプロフィールが、そのまま同時視聴4台の上限に対応しています。
プロフィールの作成方法
プロフィールの作成は非常に簡単です。DMM TVのアプリまたはウェブサイトから設定します。
メインプロフィールのアカウントでログインした後、「プロフィール管理」や「プロフィール追加」といったメニューから、新しいプロフィールの名前やアイコンを設定するだけです。これで家族の人数分のプロフィール(最大4つまで)を準備できます。
プロフィール機能でできること|視聴履歴は別々に管理
プロフィールを分ける最大のメリットは、視聴環境が完全に独立することです。これにより、家族間でプライバシーが守られます。
- 視聴履歴が混ざらない|自分が見た作品の履歴を他の家族に見られません。
- お気に入り(マイリスト)が個別|自分だけの見たい作品リストを作れます。
- おすすめ作品(レコメンド)の最適化|自分の視聴傾向に基づいた作品がおすすめされます。
- プレイヤー設定の保持|字幕や画質の設定がプロフィールごとに保存されます。
子供も安心|ペアレンタルコントロールの設定
DMM TVのプロフィール機能は、小さなお子様がいる家庭にも配慮されています。メインプロフィールから、追加プロフィールごとに視聴制限(ペアレンタルコントロール)を設定できます。
設定できるレベルは「全年齢コンテンツのみ」「PG12まで」「R15+まで」など細かく分かれています。さらに、各プロフィールにセキュリティコード(暗証番号)を設定すれば、子供が誤って大人のプロフィールにアクセスするのを防げます。
ただし、これらの視聴制限に関する設定は、PCなどのウェブブラウザからのみ行う必要がある点には注意してください。
見落とし厳禁!DMM TV同時視聴の「できないこと」全注意点
月額550円で4台同時視聴という非常に強力なDMM TVですが、快適に使うためにはいくつかの重要なルール(制限)を理解しておく必要があります。私が調査した中で、これらは特に見落としがちなポイントです。
「再生できない」と慌てる前に、これらの注意点を必ず確認してください。
注意点1|同じプロフィールでの同時視聴は不可
DMM TVの同時視聴は、「1プロフィール=1ストリーム(1台)」が絶対的なルールです。例えば「お父さん」のプロフィールを使って、お父さんがリビングのテレビで、同時にお子様がタブレットで視聴することはできません。
必ず、視聴する人数分の異なるプロフィール(例|お父さん用、お子様用)を使用する必要があります。
注意点2|同じ作品の同時視聴は不可
DMM TVの大きな特徴として、たとえ別々のプロフィールを使っていても、「まったく同じ作品(同じアニメの同じ話数など)」を同時に再生することはできません。
例えば、家族が別々の部屋で、話題の新作アニメ第1話を同時に見始める、といった使い方は仕様上ブロックされます。同時視聴は、必ず「異なる作品」を選ぶ必要があります。
注意点3|PC(ブラウザ)での同時視聴は不可
DMM TVの同時視聴は、アプリ(スマートフォン、タブレット、スマートTV、ゲーム機など)での利用が前提です。PCのウェブブラウザからDMM TVを視聴する場合、メインプロフィールでしかログインできません。
同時視聴に必要な「追加プロフィール」はブラウザでの視聴に対応していないため、結果としてPCブラウザを使った同時視聴はできません。
注意点4|R18+作品の同時視聴は不可
DMM TVが扱うR18+指定の作品や「グラビア」カテゴリのコンテンツは、メインプロフィールでのみ視聴が許可されています。
注意点1の「1プロフィール=1ストリーム」のルールと組み合わせると、メインプロフィールは一度に1つの再生しかできません。したがって、これらの成人向けコンテンツは事実上、同時視聴の対象外となります。
注意点5|家族以外とのアカウント共有は規約違反
DMMの会員規約では、アカウント情報を第三者に使用させることを禁じています。プロフィール機能は、基本的に同居の家族内での利用を想定したものです。
友人や別居している親戚などとアカウントを共有する行為は、規約違反にあたる恐れがあるため推奨されません。
他の動画配信サービスと徹底比較|DMM TVは本当に得か?
DMM TVの同時視聴機能が、他の動画配信サービス(VOD)と比較してどの位置にあるのかを見てみましょう。私が比較した結果、その強みと弱点が明確になりました。
結論として、DMM TVは「価格」を最重要視するならば最強の選択肢ですが、「機能の柔軟性」を求める場合には弱点もあります。
主要VODサービス|同時視聴の料金と台数
各サービスの料金と最大同時視聴数を比較し、1台あたりの実質的なコスト(ストリーム単価)を算出しました。
| サービス名 | 月額料金(税込) | 最大同時視聴数 | 1台あたりの単価(目安) |
| DMM TV | 550円 | 4台 | 約138円 |
| U-NEXT | 2,189円 | 4台 | 約547円 |
| Netflix (プレミアム) | 2,290円 | 4台 | 約573円 |
| Hulu | 1,026円 | 4台 | 約257円 |
| Amazonプライム | 600円 | 3台 | 200円 |
メリット|価格を最重要視するなら一択
この比較表を見れば一目瞭然です。DMM TVの1台あたり約138円という単価は、他社を圧倒しています。
4人家族で利用する場合、U-NEXTやNetflixのプレミアムプランと比較して、月額で1,500円以上、年間では2万円近い差額になります。この経済的なメリットは非常に大きいです。
デメリット|「同じ作品」を同時に見たいなら他社を検討
DMM TVの明確な弱点は、「同一コンテンツ」の同時視聴ができない点です。
一方で、Netflix、Hulu、Amazonプライム・ビデオは、プランや台数の制限(例|Huluは2台まで)はあるものの、同じ作品の同時視聴に対応しています。家族で同じドラマにはまっていて、別々の部屋で同時に最新話を見たい、といったニーズがある家庭は、DMM TV以外のサービスを検討する方が満足度が高いでしょう。
「同時視聴できない!」よくあるエラーと対処法
DMM TVを使っていて「他の端末で再生中です」といったエラーメッセージが表示され、同時視聴ができない場合があります。しかし、その原因はシンプルであることがほとんどです。
慌てずに、これから紹介する3つのポイントを確認してください。
原因1|同じプロフィールを使っていないか?
最も多い原因がこれです。前述の通り、DMM TVでは同じプロフィールでの同時再生はできません。
家族の誰かが、自分と同じプロフィールでログインしていないか確認してください。必ず、各自が自分専用の追加プロフィールを使って再生することを徹底しましょう。
原因2|同じ作品を再生しようとしていないか?
これもよくある見落としです。DMM TVでは、異なるプロフィールであっても、同じ作品の同時再生はできません。
もしエラーが出たら、家族が今何を見ているかを確認し、異なる作品を選ぶようにしてください。
原因3|再生が正常に終了していない
以前に視聴していたデバイス(例えばスマホ)で、再生を停止せずにアプリを閉じただけの場合、サーバー側では「再生中」と認識され続けることがあります。
この場合、他のデバイスで再生しようとするとエラーになります。心当たりのあるデバイスでアプリを完全に終了させるか、アプリを再起動することでセッションがリセットされ、解決することが多いです。
それでも解決しない場合の連絡先
上記すべてを確認しても問題が解決しない場合は、システムの一時的な不具合や、アカウント自体の問題が考えられます。
DMMのサポートセンターは24時間365日、電話での問い合わせに対応しています。困った時は専門のサポートに連絡するのが確実です。
- DMM TV・DMMプレミアム専用窓口|03-6387-9409 (24時間365日受付)
まとめ
DMM TVは、月額550円(税込)という驚異的な低価格で、最大4台までの同時視聴を実現する、家族利用に最適な動画配信サービスです。
鍵となる「プロフィール機能」を活用すれば、最大4人までが視聴履歴やマイリストを独立させて、プライベートな視聴環境を保てます。
もちろん、「同一作品の同時視聴は不可」「PCブラウザでの同時視聴は不可」といった重要な注意点もあります。しかし、これらのルールさえ理解しておけば、DMM TVが提供する圧倒的なコストパフォーマンスの恩恵を最大限に受けることができます。
特にアニメやエンタメ作品が好きで、コストを抑えたいご家庭には、私が自信を持っておすすめできるサービスです。

