コンビニでAmazonギフト券を買ったけれど、どうやって使えばいいか迷っていませんか。実は、Amazonギフト券は購入しただけでは使えず、「アカウント登録」という簡単なステップが必要です。
この記事では、コンビニで買えるギフト券の種類から、スマートフォンやパソコンを使った具体的な登録方法、さらにはお得な購入方法や「登録できない」といったトラブル対処法まで、私が実践しているコツも交えて解説します。これを読めば、初心者の方でも迷うことなくAmazonギフト券を使いこなせるようになります。
コンビニで買えるAmazonギフト券|3つのタイプと特徴
コンビニで扱っているAmazonギフト券には、主に3つのタイプがあります。それぞれ買い方や特徴が異なるため、自分に合ったものを選ぶ必要があります。
カードタイプ(POSAカード)
店内のラックに掛けられている物理的なカードです。レジで支払いを済ませることで、カードが有効化(使える状態に)されます。
金額固定タイプ
3,000円、5,000円、10,000円など、あらかじめ金額が決まっているカードです。プレゼント用にも選びやすいのが特徴です。
金額指定タイプ(バリアブル)
1,500円から50,000円の間で、1円単位で好きな金額を指定できるカードです。レジで希望金額を伝えて購入します。
パッケージタイプ
ボックス型や封筒型など、特別なパッケージに入ったタイプです。誕生日やお祝いの贈り物として最適です。
シートタイプ(端末発券)
コンビニ店内に設置されているマルチメディア端末(ローソンのLoppiなど)を操作して購入するタイプです。端末から出てきた申込券をレジに持っていき、支払いをします。
支払い後、ギフト券番号が印字された紙(シート)を受け取ります。カードタイプのように物理的なプラスチックカードが不要な点が特徴です。
チャージタイプ(レジで直接入金)
Amazonのアカウントに直接残高を入金(チャージ)する方法です。カードやシートは発行されません。
Amazonのサイトやアプリで「チャージタイプ」を注文し、支払い方法で「コンビニ払い」を選択します。その後、コンビニのレジで提示された番号(またはバーコード)を見せて現金で支払います。支払い後、数分でアカウントに残高が反映されます。
コンビニ別|Amazonギフト券のお得な買い方
Amazonギフト券は基本的に現金での支払いが原則です。しかし、一部のコンビニでは特定の方法でお得に購入できます。
セブンイレブン|nanacoでの支払い
セブンイレブンでは、電子マネー「nanaco」でAmazonギフト券を購入できます。nanacoでの支払い自体にポイントは付きません。
ただし、特定のクレジットカード(セブンカード・プラスなど)からnanacoにチャージする際に、クレジットカードのポイントが貯まります。これにより、間接的にポイント還元を受けることができます。
ファミリーマート|FamiPayでの支払い
ファミリーマートでは、独自のバーコード決済「FamiPay」でAmazonギフト券の購入ができます。FamiPayで支払うと、FamiPayボーナスが付与される場合があります。
ファミマTカード(クレジットカード)からFamiPayにチャージすることもでき、ポイントの連携も強みです。
ローソンやミニストップ、その他
ローソンやデイリーヤマザキなどは、原則として現金のみの取り扱いです。ミニストップではWAONが使えますが、ポイント還元の戦略はnanacoと似ています。
お得に購入したい場合、私はよくファミリーマートのFamiPayを利用しています。
購入後が肝心|Amazonギフト券の登録と使い方
ギフト券を購入しただけでは使えません。自分のAmazonアカウントにギフト券番号を登録する作業が必要です。
ギフト券番号の登録方法
ギフト券番号は、カード裏面のスクラッチを削ると出てくる英数字のコードです。シートタイプの場合は紙に印字されています。
スマートフォンアプリでの登録
Amazonの公式ショッピングアプリを使うのが最も簡単です。アプリには「ギフトカードをスキャン」する機能が搭載されています。
この機能を使えば、カメラでコードを映すだけで自動的に番号を読み取ってくれます。手入力による間違い(「O」と「0」など)が防げるため、私が最も推奨する方法です。
パソコン(ブラウザ)での登録
パソコンからも登録できます。Amazon公式サイトにログインし、「アカウントサービス」内の「Amazonギフトカード」メニューに進みます。
「Amazonギフトカードを登録する」という項目から、ギフト券番号を入力して登録します。
登録した残高の使い方
登録したギフト券の残高は、Amazonでの買い物に自動的に使われます。
自動で残高から支払い
レジに進むと、支払い方法の欄に「Amazonギフト券残高」が表示され、自動的に適用されます。特別な操作は不要です。
購入金額が残高より多い場合は、不足分だけが登録済みのクレジットカードなどに請求されます。
残高を使わずに支払う方法
もしギフト券残高を使いたくない注文がある場合は、注文確定前の画面で変更できます。「¥〇〇分のギフト券残高を利用する」という項目のチェックを外すだけです。
使えない?登録できない?|よくあるトラブルと対処法
「コードが読み取れない」「登録できない」といったトラブル時の対処法を解説します。慌てずに対処しましょう。
スクラッチを削りすぎた場合
カード裏面の銀色の部分を強く削りすぎて、肝心のギフト券番号まで読めなくなってしまったケースです。この場合、カードを捨ててはいけません。
Amazonのカスタマーサービスに連絡します。カード裏面に記載されている「シリアル番号(ギフト券番号とは別の管理ID)」を伝え、状況を説明することで対応してもらえます。
「無効なコード」と表示される場合
入力ミスが最も多い原因です。特に手入力の場合は、似ている文字(Iと1、Bと8など)に注意して再入力します。
それでも登録できない場合、まれにコンビニレジでの有効化処理が遅れていることがあります。購入直後の場合は、数時間待ってから再度試します。
「既に使用済み」と表示される場合
文字通り、そのコードがすでに別のアカウント(または自分のアカウント)に登録されている状態です。家族が先に登録していないかなどを確認します。
知っておきたいルール|有効期限や使えないもの
便利ですが、いくつかのルールや制限があります。
有効期限は「発行から10年」
コンビニで購入したAmazonギフト券の有効期限は、レジで購入した日(発行日)から一律10年間です。以前は1年や3年でしたが、現在は長くなり、失効リスクは大幅に減りました。
プライム会費にも使える
Amazonプライムの年会費や月会費の支払いにも、ギフト券残高を充当できます。支払い方法の設定画面でギフト券を選択しておくと、更新時に自動で引き落とされます。
使えないもの|制限
Amazonギフト券には、一部購入できないものがあります。
- 他のAmazonギフト券|ギフト券で新しいギフト券は買えません。
- 海外のAmazonサイト|日本のAmazon(.co.jp)の残高は、米国(.com)などでは使えません。
- Prime Studentの初回登録|学生向けプログラムの初回登録時は、クレジットカードなどの登録が必須で、ギフト券のみでは登録できません。
まとめ|コンビニでの購入は目的に合わせて選ぼう
コンビニでAmazonギフト券を購入する方法と、その使い方を解説しました。現金派の人、クレジットカード情報を登録したくない人、そしてポイントを賢く貯めたい人にとって、コンビニでの購入は非常に便利な手段です。
カードタイプ、シートタイプ、チャージタイプと種類がありますが、私が一番手軽だと感じるのは、アプリでスキャン登録できるカードタイプです。ぜひ、ご自身のスタイルに合った方法でAmazonでの買い物を楽しんでください。

