Braveブラウザは、プライバシー重視の設計で人気を集めています。Chromeから乗り換える際に、ブックマークを同期する方法を知りたい人も多いでしょう。
本記事では、ChromeからBraveへのブックマーク移行方法や、Brave独自の「同期チェーン」を使ったデバイス間同期の手順を詳しく解説します。
ChromeからBraveへブックマークを移行する方法
ChromeからBraveに乗り換える際、まずブックマークを移行する必要があります。Braveには、他のブラウザからデータを簡単にインポートできる機能が備わっています。
Braveのインストールと起動
Braveがまだインストールされていない場合は、公式サイトからダウンロードしてインストールしてください。
インストール後、初回起動時にデータのインポートを促す画面が表示されることがあります。
ブックマークのインポート手順
- Braveを起動し、右上の「≡(メニュー)」をクリック
- 「設定」を開く
- 「Get started(始める)」を選択
- 「ブックマークと設定のインポート」をクリック
- インポート元として「Google Chrome」を選択
- インポートするデータ(ブックマーク、履歴、パスワードなど)を選択
- 「インポート」ボタンを押す
これで、ChromeのブックマークがBraveに移行されます。
インポート後の確認
インポートが完了したら、Braveの「ブックマーク」メニューから正しく移行されたか確認しましょう。Chromeで使っていたブックマークがそのまま利用できるはずです。
Braveの同期チェーンを利用してブックマークを同期する
Braveは、Google Chromeのような「アカウントによる同期」ではなく、「同期チェーン」という仕組みを採用しています。これにより、アカウント不要で複数のデバイス間でデータを共有できます。
同期チェーンの設定方法
- Braveを起動し、「設定」を開く
- 「同期」を選択
- 「新しい同期チェーンを始める」をクリック
- 画面の指示に従い、他のデバイスを追加
これにより、スマートフォンや他のPCともブックマークが同期できるようになります。
新しいデバイスを同期チェーンに追加する
- 新しいデバイスでBraveを開く
- 「設定」>「同期」を選択
- 「既存の同期チェーンに参加」をクリック
- メインデバイスで表示された同期コードを入力
この操作を行うことで、ブックマークや履歴、パスワードなどのデータが共有されます。
Braveの同期機能でできること
Braveの同期機能では、ブックマークだけでなく以下のデータも同期できます。
同期できるデータ | 説明 |
---|---|
ブックマーク | 保存したお気に入りのサイト |
履歴 | 過去に訪れたウェブサイト |
パスワード | サイトごとのログイン情報 |
オープンタブ | 他のデバイスで開いているタブ |
設定 | ブラウザのカスタマイズ情報 |
これにより、PCやスマートフォンなど複数のデバイスで同じブラウジング環境を維持できます。
Braveの同期で注意すべき点
Braveの同期機能は便利ですが、以下の点に注意が必要です。
同期がうまくいかない場合の対処法
- 同期設定を再確認:すべてのデバイスで同期チェーンに正しく参加しているか確認
- ネットワーク接続の確認:Wi-Fiやモバイルデータ通信が問題なく機能しているかチェック
- Braveのバージョンを最新にする:古いバージョンでは同期機能が正しく動作しないことがある
セキュリティ面でのポイント
- Braveは同期データを暗号化しており、外部から盗み見られる心配は少ない
- 同期コードは一度しか表示されないため、メモを取っておくと安心
まとめ
Braveへの乗り換えは簡単で、Chromeのブックマークをすぐに移行できます。さらに、Brave独自の「同期チェーン」を活用すれば、アカウントなしで複数のデバイス間でデータを共有可能です。
- ChromeからBraveへのブックマーク移行は「設定」>「ブックマークと設定のインポート」から
- Braveの「同期チェーン」を使えば、アカウントなしで複数デバイスと同期できる
- ブックマークだけでなく、履歴やパスワードも同期可能
- 同期がうまくいかない場合は、設定やネットワーク環境を確認
Braveを活用し、より安全で快適なブラウジングを楽しみましょう!